特定非営利活動法人 えべつ協働ねっとわーく 設立趣旨

 今日、ボランティア活動による社会貢献や公益的な目的を有する市民活動がますます活発化してきています。江別市においても150以上もの市民活動団体が活動を行っております。これら団体には、行政や活動団体同士の連携・協働により、行政単体では難しい地域の実情に即したきめ細かな公共・公益的なサービスの実施など、市民レベルからの「まちづくり」への貢献が期待されています。

 しかしながら、これら活動団体においては、活動に必要な情報や意見交換の機会が少ないため、他団体の活動内容や状況の把握が難しく、自己の活動課題への対応についても解決の糸口が見出しづらい状況にあります。また、団体運営面での財政的課題や人材育成など様々な課題を有しています。

 このため、私たちは、2004年(平成16年)に、市内約50の市民活動団体が集まり、互いの情報交換や活動の活性化を目的とした『えべつ市民活動・協働ネットワーク懇談会』を結成し、2005年9月には、市民活動の促進と協働を進めるための拠点となる「市民活動センター」の設立が必要との提言書を江別市長に提出しました。

 今回設立した特定非営利活動法人「えべつ協働ねっとわーく」は、その「市民活動センター」を運営する目的を有し、市民活動の推進拠点として様々な情報を積極的に受発信し、多くの活動団体や市民、企業、行政と連携を図り相互のネットワークづくりを行うことにより、活発な市民活動を生み出し、江別の地域文化や協働のまちづくりを育むものです。私たちは、この法人に市民の様々な知恵と熱意を結集させ活動を行います。

2006年4月
特定非営利活動法人 えべつ協働ねっとわーく 一同