作って食べて 江別を応援!!「笑くぼ商品化創作プロジェクト」

2012年12月より、野幌商店街にあるコミュニティ・カフェ「笑くぼ」で地元食材を使ったシフォンケーキとクッキーのレシピコンテストが実施され、クッキー・シフォンケーキ各部門の最優秀作品には賞品と「笑くぼ」での商品化の権利が与えられました。

江別市内はもちろん、大阪府や石川県など全国各地から22件の応募があり、2013年2月に「笑くぼ」にて行われた応募レシピの無料試食会には、5日間合計で89名(定員100名)もの方にお越しいただきました。
 
受賞作品一覧はこちらをご覧ください。
 
 
(1)市民活動団体と企業が連携して取り組む
この企画は2012年11月に「江別市民活動センター・あい」で開催された地元企業と市民活動団体によるディスカッションイベント「Thinking えべつ」が発端となり実現されました。
 
 
 
より多くの方に施設を利用して欲しいというコミュニティカフェ「笑くぼ」と、道産・江別産の小麦のPR活動を行いたい江別製粉株式会社は「笑くぼ支援プロジェクト」と題した企画を提案しました。
その提案に様々な方が賛同し、最終的には、野幌商店街振興組合の実践事業という位置づけで「笑くぼ商品化創作プロジェクト」はスタートしました。
 
(2)様々な立場から「強み」を活かして
本プロジェクトは、市民活動団体と企業との連携の可能性を模索するという趣旨の基に開始され、第一回実行委員会では、主催である野幌商店街振興組合とコミュニティカフェ「笑くぼ」に加え、小麦の専門家として江別製粉株式会社、お菓子作製のアドバイザーとしてお菓子の店「ル カルム」の方々にもお越し頂きました。
また、広報・調整業務担当としてNPO法人えべつ協働ねっとわーくの職員も参加しました。
 
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話し合いの結果、「一般市民から広く公募したレシピを基に「笑くぼ」の新メニューを作成すること。
その際は、無料試食会での一般投票により商品化する作品を決定する。公募レシピは地元食材を活用し、地産池消に繋がるような作品を募集する。」というプロジェクトの基本方針が定まりました。
 
(3)笑くぼスタッフによる投稿レシピの再現
全国より集まった22件のレシピから、無料試食会に提供する作品を選抜する審査会が開催されました。
実行委員会メンバー(地域の方、専門家で構成)による厳選なる審査を行い、個性豊かな10作品が選ばれました。
 
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選ばれた作品は、ルカルムの保坂さん監修のもとに、笑くぼスタッフ総出でレシピの再現に努めました。
制作過程では、より美味しくなるように様々な試行錯誤が成されたとのことです。
 
(4)市民自らの手で決める「無料試食会」開催
2013年2月5日?9日まで、コミュニティカフェ「笑くぼ」にて無料試食会が実施されました。
1日あたり先着20名で募集をかけたところ、5日間合計で89名の方にお越しいただき、大盛況のうちに終えることができました。
また、本試食会では来場者投票の結果を参考に最終順位を決定しました。
 
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イベント当日、「笑くぼ」の店内は活気に溢れ、従業員の皆さんもとても忙しそうでした。
「無料」試食会ということで、売上がどれくらい伸びるかということが心配でしたが、試食品だけでなくパスタやドリンクも一緒に頼んでくださる方が多く、試食会期間内で過去最高の売上を記録されたとのことです。
 
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提供された10作品はどれも好評でした。江別在住の方は、ブロッコリーやルバーブなど地元に馴染み深い食材を活用しており、道外からの投稿も、江別製粉株式会社の小麦などが使われており、住む地は違えど「江別愛」溢れる作品ばかりです。
この中から、どの作品に投票するか、来場者の皆さんはとても迷われておりました。
 
(5)「笑くぼ」商品化作品の決定
無料試食会終了後にプロジェクト実行委員による最終審査会が実施されました。
 
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ここでは「美味しさ」「見た目」などの観点で審査された無料試食会の来場者投票の結果を参考に、「江別らしさ」「制作コスト」「食材調達のし易さ」など、商品化の際に必須となる項目を加味して話し合われました。
結果として、シフォンケーキ部門の最優秀賞が「コーンミルクシフォン」(投稿者:札幌市在住の方)、クッキー部門は「スノーボールクッキー」(投稿者:江別市在住の方)に決まりました。
 
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プロジェクト開始当初は、「本当にレシピが集まるのか」「送られてきたレシピを再現できるか」という不安がありました。しかし、様々な分野の方が集まって共に事業を行うことにより、多くの発見とリターンが生まれました。
 
これを機会に「笑くぼ」の存在を知った方も多数見受けられ、同時に、北海道産・江別産食材(小麦など)の美味しさも実感することができ、企業と市民活動団体の双方にとって良いPRに繋がったと思います。
 
地元企業と市民活動団体による化学反応は、今後の地域活性化のモデルケースとなるかも知れません。