
地政学とは、地理的条件と政治を結びつけて分析する学問分野です。複雑な国際情勢は、物価高などわたしたちのくらしにも大きな影響を与えています。 北海道に生活するわたしたちのくらしの課題などを地政学から読み解いてみましょう。
現在、米国と中国の「新冷戦」が世界を二分しています。 さらにロシアによるウクライナ侵攻が起き、この争いも世界経済に大きなインパクトを与えています。
こうした状況の中で「地政学」が注目を集めています。 地理的な条件を軸に、国と国との関係性や国家戦略などを分析・考察するアプローチです。例えば、欧州など陸続きの国は国境で接している隣国の影響を受けやすいし、日本などの島国は海運貿易に注力するなど、地政学的視点を使えば「世界の動き」が見えてきます。
そうした世界の動きは、日本の経営者、ビジネスパーソンや学生を含む生活者にとっても、今や無視できるものではありません。8000キロ以上離れたウクライナの情勢が、日本の家庭の光熱費にも影響を及ぼしているのです。
■ 開催概要
- 日時:2025年5月30日(金)14:30~
- 会場:野幌公民館 研修室5号
- 参加費:無料
- 申込:出席予約不要(一般市民・学生の皆さんの出席を歓迎します。)
■ 講師
押谷 一 氏(酪農学園大学 名誉教授)
■ 主催・お問い合わせ
📍 江別ユネスコ協会事務局(江別市教育委員会 生涯学習課内)
📞 011-381-1069(担当:左川)