ふるさと歴史遺産学習会 屯田兵の装備した兵器について

屯田兵制度の設立目的として「北方警備」がありますが、外国の侵略に対して開拓使はどのような危惧を持っていたのでしょうか。清国、英国、ドイツ、フランス等の実情を考えれば、意識すべきはロシア帝国くらいだといわれます。当時ロシアは樺太・千島の領有に熱心でしたが、沿海州で北海道侵攻の大軍を編成するのはコスト的に無理があり、欧米諸国の反発を考えるとリスクが大き過ぎるようです。この時期の極東情勢を分析して日本政府は、屯田兵の任務を規定したに違いありません。今回、江口憲人(かずひと)先生にお願いして、北海道の歴史遺産ともいえる屯田兵制度を国際的な切り口から解説して頂きます。江口先生は北大の大学院修士課程を修了後、全道の高校で主に世界史を教えられました。防衛と開拓に貢献した屯田兵の実像を学習したいと思います。

ふるさと歴史遺産学習会「屯田兵の装備した兵器について」
8月30日(土)13:30~
野幌公民館2F 研修室5号
講師 江口 憲人 さん(北海道屯田倶楽部・理事)

※一般市民・学生の皆さんのご出席を歓迎します。(申込み不要・無料)

屯田兵の装備した兵器について

タイトルとURLをコピーしました